日常のことから学ぶ②

学校のチャイムはなぜあの音なのか?

 まずあの音はロンドンの時計塔「ビッグ・ベン」で打ち鳴らされる時鐘のメロディで、「ウェストミンスターの鐘」という曲名でも知られています。

 次にあの音になった理由は、終戦後授業の開始・終了を知らせていた振り鐘(ハンドベル)の音が、一部の生徒から「空襲を知らせる半鐘」を思い出すのでやめてほしいという要望が出たため、「ウェストミンスターの鐘」の「キンコンカンコン」というチャイムが採用されました。

 また、「4つの音階」で構成されたシンプルなメロディであるため、「心を落ち着かせて集中力を高める効果」があるとされており、学習や業務により集中して取り組めるようにする為に採用されています。

参考文献

学校で鳴るチャイムは、世界的に有名な鐘の音がモデルだった!/大人の教養 博識雑学2000(66) - レタスクラブ
京都には「銅閣」も存在する!?地球は毎年5万トンずつ軽くなっている!牛乳は季節によって味が違う!? などなど、 あなたは知っていましたか?知っていると思わず誰かに...
学校のチャイム音について | 集音器の販売・貸出はルーセンテクノ
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チャイム - Wikipedia

なぜ音姫が作られたのか?

 音姫が作られた理由は、「消音効果」や「節水効果」があるためです。

 まず「消音効果」から説明すると、トイレに入ったときに気になる音を消せるように、大きさや長さ、周波数が調整されているため、トイレ内での「プライバシーを守る」役目を果たしています。

 次に「節水効果」は、トイレでの音を他人に聞かれたくないという恥じらいから、特に女性は、排泄中と排泄後に2~3回水を流す人が多いと言われています。そのため、「都市部の水不足」が慢性化しており、「音消しに使われるムダ水をカット」してくれています。

 追加情報として、もともとは、勢いのある流水音そのものを使用していましたが、女性が気になるおならや生理用品を処理する音まで、「トイレ内での気配のすべてを消すことのできる音」に変更するのと同時に「リラックス効果」を実現させるため、「川のせせらぎ」や「鳥のさえずり」の音にリニューアルされました。

参考文献

トイレの「音姫」開発担当者の「川のせせらぎ音」へのこだわりがすごかった「マイクを持って九州の山で…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス
駅やオフィスのトイレで用を足すとき、どこからともなく聞こえてくる流水音。個室に入るたび、毎日のようにこの音を聞いているという方も多いはず。この音は、一体誰が、どのように作った音なのでしょうか?
トイレの音消しのために「二度流し」していたムダ水節水のため、開発された 商品の名前は?
他人にトイレに入っている時の音を聞かれると恥ずかしいという理由で、多くの女性がパブリックトイレで用を足す間にも水を流していた「二度流し」に注目し、節水のための装置として開発されたのが、トイレ用擬音装置「音姫」です。
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